【推し麺】第5回VRC書道教室の様子【隷書編】

VRchat

令和4年1月18日(火)の21時からVRchat上で書道教室を開きました。

今回は13名の方にご参加いただきました。お越しくださりありがとうございました!

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前編│隷書の筆づかい・特徴を学ぼう

一部屋目グループの様子
まずはご挨拶のあと、隷書の書き方を説明しつつ、今回のお題「小寒」を書きました。
「折角畳があるのでこっちで書きましょ〜」と隣の和室に移動。書く場所も多少ですが字に影響が出ると思います。
ほぼ全員が隷書は書いたことない方々だそうです。言葉としても、あまり聞きなれない人も多いんじゃないでしょうか。
このペンギンさん映画に明るいんです。自分に合った映画を教えてもらって見たんですが、映画って「この人なんで今こんなことしたんだろう」とか考えながら見ると全然違うなー!って気付きました。
筆先を丸める筆づかいバッチリです!丸みがあって優しい雰囲気に出来ました。
ほぼ関係ないけどアバターの色味が今のワールドとマッチしてますね!
CG制作に長けた方なので、その感性が発揮されています。芸術は別の芸術とリンクしていますね。
二部屋目グループの様子
今回も来てくれた鯖さん。今回も貫いてます。
篆書(てんしょ)に造詣の深い方です。隷書でもその技術を発揮されてました。
いつも意欲的に取り組んでくれている方です。細かいところにも目を向けて書かれています。
右上がりを抑えるというのは、横画の他にも「小」の2,3画目の関係も同じです。写真のように頭を揃えると落ち着きます。
初参加の方です。いらっしゃいませ~!画と画の間隔が精密に等間隔です。均整がよく取れてます。
右の方が2人をこのイベントに招いてくれました。ありがたや~😊

初めてなのに皆さんよく書けててビックリしました!

隷書は始筆の筆遣いは独特ですが、そこを乗り越えればわりと難易度が低めの書体じゃないかな~っと思ってます。

皆さんの作品紹介

SNS上で発見できた皆さんの作品を一言コメントをつけて紹介します。

発見できなかった人ごめんなさい!

シンメトリーで安定感の高い1枚です。上下、字の間の空間の取り方もとても良いですね。
隷書らしく大胆に横長に書けました。極端にならない絶妙なバランスを保っています。
2人で一緒に書いてくれました。線の太さが様々あって面白みが出ています。印は拇印かな?斬新!
シンプルな課題だと素材が少ないので、工夫するのが難しいんですよ。その中でも陰影を付けて立体感を出したり、余白の使い方など創意工夫が為されています。
洒落っ気のある作品。そのままロゴとして商用利用できそうなくらいです。モダンな創作居酒屋さんとか!
伝えたことの吸収力が素晴らしいです。名前も隷書の筆遣いで応用されています。
応用力もナイスです!「小」の隷書はペンギンそっくりですね~。

後半│アクティビティ・季節の言葉を隷書で書いてみよう

今回もちょっとしたアクティビティを用意しました。

この日の七十二候「雉始雊(きじはじめてなく)」を隷書で、1チーム1文字ずつ書くというものです。

手本も何もなく、それぞれ今回お教えしたことを基に書いてもらいます。

「雉始雊」はこの頃に雄のキジが雌に求愛をして鳴くということです。

ちなみにキジは日本の国鳥とされています。本当にケーンケーンって鳴くのかな?

1つの部屋に集合。この100円で動くパンダって今も作られてるのかな?
「雉」チーム
「始」チーム
誰が1画目を書くかで揉めつつも、和気あいあいとした雰囲気で隣の部屋にも楽しそうな声が響いてきました。
「雊」チームが注目されてます。
最後の一画は全員が見守る中で。書き終わったときには歓声が上がりました。この後、3枚を集めて鑑賞タイムに。
「中に出来ている余白が色んな形をしているんだけど、バランスが絶妙!そこに味わい深さが出ている!」的なことを興奮気味に話しちゃいました。
キジで取ったダシのラーメンって美味しいのかな?流通してないってことは微妙なのかな。
集合写真を撮ってお仕舞いです。皆さんよく出来ました😊

この後はお話したり、第三回でも現れたビャンビャン麺の似顔絵を書いたり、仕込み有りアバターの方におにぎりなどなどを出してもらうなどして会は終わりました!

番外編

1つ目の部屋に戻ったら、ほうきの筆で大作づくりが始まってました。
絶対入らん!
じぇじぇじぇ!紙をドッキング!
今年の漢字っぽい雰囲気!おもしろい!
Twitterのメールにて、「納得いくのを書けたので!」と画像付きでいただきました。イベント終了後に、熟達された参加者さんに教えてもらい、篆書で「款冬華」と書いていました。複雑な字形ですが、バランス良く書けてますよ!

まとめ&お礼

今回は隷書の基本的な書き方を学んでもらいました。

次回はまだ紹介していない隷書の基本等をお伝えします!

次の教室は「大寒」の時期が終わる2月3日までに開催予定です。

また、ワールドの製作者、円フツさんが筆を9本、よく使っている紙も9枚に増やしてくださいました!

今までは1つのインスタンスで6人まで同時に書けましたが、今後は一部屋に9人集まれますし、2つのインスタンスになると18人まで参加可能になります。

同時に多人数が書いても負荷が抑えられるように、試行錯誤してくださっています。本当にありがとうございます!

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