【謹賀新年】年賀状の書き方・作例紹介

書道・文字

皆さん明けましておめでとうございます。

年賀状は書きましたか?もう書いたよ!記事遅いよ!って声が聞こえてきそうですが、届いた年賀状にお返しされる時に参考にされてみてください!

今回はVRではなく、実際の筆を使って書きました!

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作例1・文章をそのままメインに置く

こちらは決まり文句をバシッと全面に打ち出したものです。

ポイントとしてはまず文節を意識することです。

「謹んで 初春の お慶びを 申し上げます」という形で、字間を空けたり行を変えたりすると、まとまりが良いです。

もう1点は、最後の行の添え書きは元旦+印の位置が本文より下がらないようにしましょう。

下がると、全体が左下方向へ引っ張られて見えがちです。

また、整った字でスッキリとまとめたい場合は漢字に対して平仮名を少し小さめにするといいですよ!

作例2・「謹賀新年」などの定型語を上部に+下に文章

上部に「謹賀新年」と入れ、下部に空間を作るパターンです。

例のように、下部に文章を入れやすい形式だと思います。ちなみにこちらの「謹賀新年」の書体は隷書という書体で書いています。

下部の文章は筆ではなく、ボールペンを選びました。より、上の字が目立って見えることでしょう。

また、基本的な考え方として、祝い事は墨を濃いめに、不幸ごとには薄い墨で書きます。

今回はそれに沿って濃墨をたっぷりとつけて書いたので、テッカテッカに字が光っています。

それに合わせておめでたい日の光の加工を施しました。

実は「謹賀新年」の字は普通の筆じゃなくて、竹を削いでヘラ状にしたもので書いてます。

いろんな用具で書いてみると違う味が出るのでオススメですよ!

作例3・加工された紙を使う

紙に華やかな加工が入っています。

加工が入ったものは、場合によっては文字を入れるのがスペース上難しかったり、合わないものもありますので、購入の際に「どんな風に書き入れるかな〜」と想定しておくと良いです。

また、こちらの書体は草書です。
草書は現代の人には読めないものと思った方がいいので、読んでもらうのが目的ではなく、デザインとして楽しんでもらうのが目的だと思ってまとめるべきでしょう。

ハガキを縦に使い、字も縦書きにするのはシンプルに書きやすいかな〜と思いますよ。

作例4・ハガキを横に使う

こちらは横書きです。おおよそ右半分程に「謹賀新年」と書き、左側には文章や絵を添える形です。

たった4文字ですが、字を大きいものと小さいものを組み合わせることで動きがや面白みが出るかと思います。

ハガキは住所などを書く宛名書きの面が縦なこともあり、縦に使うことが当たり前に感じている人もいるようですが、横にしてみることで新しい発想が生まれるかもしれませんよ!

作例5・デザインに特化させる

こちらも横書きですね。寅年ということで、色味はわかりやすく虎色にしました。

あわせて、字の位置でどことなく虎の姿を彷彿とさせるように書いたものです。

空いた部分に伝えたい文章を書いても構いませんが、デザインとして楽しんでほしい時は、文章を宛名書きの下半分に書く方法もアリでしょう。

「もしかしてこれって虎の形をイメージして書いたのかな?」と手にした人が思ったり、その場にいた家族に話したりしてくれたりするかなとか、伝わるかなー!?とか想像をしながら仕上げました。

まとめ

作例を紹介しましたが、何より年賀状は気持ちを伝えることが大事です。

受け取った人の気持ちを温かくしたり、もしかしたらあなたの年賀状が送り先で会話に花を咲かせているかもしれません。

何年も大事に取っておいて、いつか部屋の整理をしている時に読み返し、あなたを思い出す人もいるでしょう。

素敵な年賀状にするということは、気持ちを伝えることの後押しにきっとなると思いますよ!

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