【ペン字】大人っぽく見える?連綿を使ってみよう!

書道・文字

今回の記事では「連綿」についての紹介、次回のVRCイベント「ペンの旅」のお知らせを載せています。

画像の句は中村闇指(あんし)のもので、「昨夜の宵、雨が降った。次の日、芽を出した土筆の長短さまざまなこと。」といった春の句です。

スポンサーリンク

連綿(れんめん)とは?

文字と文字を繋げて書いてあるもの、つまり連綿とは続け字のことです。
この続け字で書かれたものを連綿体といいます。行書、草書、かなで使われます。
また文字と文字を繋いでいる線を連綿線(れんめんせん)といいます。

連綿は平安時代の書でも使われています。これは「かな」と呼ばれるジャンルの書で、高野切第一種という有名な古典です。

連綿の実例

「し」から「る」の連綿です。縦長い1本線の「し」は連綿にはもってこいの平仮名です。
「し」の終わりから軽く左に動いてから、「る」の始まりの部分で折り返しています。

「み」から「し」の連綿では、「み」の終わりの画から少し上に突き返して「し」に繋げています。

「か」から「く」の連綿では、「か」の終わりの画から右下に流して、「く」に繋げています。この時、「く」は中心より右の位置に書かれています。
このように、連綿をした時に字が中心より右にずれることがあります

また、今回は出ませんでしたが、漢字と漢字、漢字と平仮名を連綿することもあります。

次回イベントのお知らせ

VRchat上のイベント「ペンの旅」は4月25日(月)22時から23時で開催いたします。

お題は今「宵の雨 しるや土筆の 長みじか」(中村闇指の句)。
ワールドは当日のお楽しみ!定員15名、PCオンリーです。

Bokkeiをフレンド登録の上、当日の22時にJoinで参加できます。

面白いワールドを見つけたのでそちらをお借りします!お気軽にどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました